どーも。makoです。
離婚を考えはじめ、いろいろ調べると
「離婚で損をするのは男」と書かれているのをよく目にしますよね。
あきらかに自分に、又は相手に原因がある場合は別として、
性格の不一致などの問題においては総合的にみると
男が損をするのは致し方ない部分があるようです。
その理由は、
男側が相手に支払うお金が多くなるからです。
なぜそうなるのか、詳しく説明します。
男が離婚で損をする理由1 男女の収入差による影響

男女平等が取り上げられてはいますが、現実問題として収入面において男女の差は大きくあり、
まだまだ一般的には男性の方が収入が多く、自然と資産も男性名義のものが多くなります。
結果、財産分与の際の割合は半分ずつであるため、男側からの支出が多くなるというわけです。
また別居を考えた場合に、
収入の多い方が少ない方へ「婚姻費用」を支払わなければなりません。
これは養育費とは別のものになるため、
別居が長引けば長引くほど男性側の負担は大きくなります。
また、しっかりと話し合いを経て別居に踏み切らなければ、
まったく手元にお金がない状態になりかねません。
別居をするにしても準備を怠ってはいけません。
準備に関しては下記の記事にてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

男が離婚で損をする理由2 親権争いでは母親が圧倒的有利

まず親権ってそもそもどのようにして判断されるのか。
それには様々な原則が存在します。
- 母性優先の原則
- 兄弟姉妹不分離の原則
- 継続の原則
一つずつ説明していきますね。
母性優先の原則
これは父親よりも母親と暮らす方が望ましいという一般的な原則で、
特に乳幼児(0歳~5歳)がいる場合に重視されます。
15歳以上の子どもには本人の気持ちを確認することになっているため、この原則には当てはまりません。
兄弟姉妹不分離の原則
これは文字とおり兄弟姉妹は分離しない方が良いという意味で、
兄弟姉妹がお互い成長する上で経験を共にすることが大切という考えかたです。
継続性の原則
これは現状の子どもの安定を第一に考えた内容で、
子どもの生活環境や友人関係などを親の事情で変えないほうが望ましいという考えかたです。
こちらは特に重要視されることが多く「兄弟姉妹不分離の原則」よりも優先されることもあるようです。
その他
上記以外では、これまで養育に関わった時間、養育への積極性など、考慮はされますが、
やはりこれまでに説明した原則が大きな判断基準となることは間違いありません。
男が離婚で損をする理由3 親権争いでの経済力の重要度

ここまで読んでいただいた方のなかには、
男性の方が収入が多いのに経済力の有無は判断基準にはならないのかと思う方もいるかもしれません。
結論として、経済力はあまり重視されません。
それはなぜか、
親権者には養育費や国からの公的支援(児童扶養手当、児童手当など)があるからです。
養育費、公的支援によって収入面での負担の助けになることから
親権者の経済力は重要視されないということです。

男が離婚で損をする理由 まとめ

これまでの内容をみて、
なぜ男は離婚で損をすると言われるのかが少し分かった気がしますよね。
まとめると、
- 男性の方が収入が多いため、財産分与の点で相手に多く払う事になる
- 親権を得る事が難しい点から養育費など、離婚後も支払いを続ける事になる
よって、「男は離婚で損をする」といわれるようです。
でも、実際は親権を得ている父親もたくさんいるので、
一概に男がみんな損をするのかと言われるとそうではないと思います。
ここまで書いておいて言うのもおかしいかもしれませんが
離婚して得するのか損するのかはどうでもいいと思っています。
まずなにより一番大切なのはどもたちの環境、生活です。
自分が離婚で得をしても、子どもが苦しい環境になっては意味がありません。
親同士のいざこざにどもたちを巻き込んでも良いわけがありません。
僕自身、いろいろ調べていくうちに、争うことはやめようと思いました。
自分の生活も守らなければいけませんが、子供の生活も守らなければいけません。
本記事を読んで、損をするから離婚はやめようとなる人はいないでしょう。
自分にとって大切なことがなにかということをもう一度考えましょう。
そしてこの記事が離婚を考えるにあたり少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント